NGTが暴行事件の報告書を公表 メンバーの事件直接関与否定もグレー報告

 アイドルグループ・NGT48は21日、グループの公式ホームページで、昨年12月にメンバーの山口真帆(23)が男性2人から暴行される被害を受けたことに関する、第三者委員会の報告書を発表した。NGTは22日に新潟市内で第三者委員会の報告会見を行うことを発表していた。

 報告書では、メンバーの暴行事件自体への関与は否定。だが、事件当日に山口が被疑者男性を問い詰めた際、被疑者が複数メンバーの名を挙げ、騒動への関与を明かしたことは認めた。山口は今年1月、自身のツイッターで暴行被害を訴えた際、一部のメンバーが被疑者をそそのかしたことを示唆しており、山口の訴えをおおむね認める形となった。

 報告書はNGTの全メンバーやスタッフ、運営会社であるAKS関係者、新潟県警、被疑者などに聞き取り調査をしたが、被疑者からは回答が得られなかったという。また、調査自体には強制力がなく、真実性を必ずしも担保するものではないことも説明している。

 その上で、メンバーの事件関与を否定した根拠としては、メンバーやスタッフからの聞き取りの結果、当該者および周囲が関与を否定したこと、警察の調べで被疑者がメンバーの関与を否定したことなどを挙げている。関与した証拠がないことで関与を否定しているが、山口自身の訴えや、被疑者が事件当日に複数メンバーの関与を認めたことに関する検証は記載されておらず、実質的には“グレー”な状態での回答となっている。

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