デヴィ夫人 元経理担当の証言に「真っ赤な嘘。信じられない」怒り収まらず

 タレント・デヴィ夫人が9日、カンテレのバラエティー「胸いっぱいサミット!」に出演。自身の芸能事務所の運営費2200万円を着服したとして業務上横領の罪に問われた経理担当の辻村秀一郎被告の裁判について「辻村被告の主張 本当に許せません!!」とし「あんな真っ赤な嘘。信じられない」と証言を酷評した。

 辻村被告に対して東京地裁は5日、懲役4年の実刑判決を言い渡している。デヴィ夫人は「とにかくすごい嘘なのは、(事務所に)入ったその月から横領しているんです。280回以上。私は法律のことはよく分からなくて、横領の方が詐欺よりも罪が重くなるというので、横領で(裁判を)やってくださいと言ったのですが、横領はいちいち(取られた金の)使い道を全部証明しないといけない。大間違いでした」と、詐欺罪でなく横領罪で立件されたため、罪に問われたのは一部の金額だったことを後悔した。

 辻村被告の言い分について「彼は現金で引き出して私に返済していたと言うんです。私は返してもらっていないけれど、彼は返したと。水掛け論になるんです。裁判上は(使い道を証明して)確実に起訴できるのは2200万円。日本の司法の限界を感じました」やるせなさも。

 辻村被告側の「夫人から1円も給与をもらっていない」という主張についても「5年半も0円で働かされるわけない。それは検察にも突っ込まれていました。もし払ってもらえないなら交渉すればいいじゃないですか、やめてどこかへいけばいいじゃないですかと」と反論した。

 さらに「この人が知能犯なのは、これだけのお金を私に返金していたと帳簿を合わせている。61歳になる人が、預金口座に1円も預金されていないというわけがないですよね」と、銀行口座の預金額により主張が正当化されていることを指摘。元衆院議員でタレントの東国原英夫が「(辻村被告に)年金とかがあれば差し押さえられます。返済能力があれば返してもらえます」とアドバイスしたが、デヴィ夫人は「私は民事でいきます。彼がどれくらい嘘をついてるかを証明したい」と怒りが収まらなかった。

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