東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7社で構成)が制定する「第61回ブルーリボン賞」授賞式が6日、東京・イイノホールで行われた。
「止められるか、俺たちを」で、映画製作の現場で奮闘していた実在の女性をリアルに演じ主演女優賞に輝いた門脇麦(26)は、「原動力は満員電車」と明かした。「世の中で働いている人はみんな大変だということを忘れちゃいけないって。このお仕事をしているとそういうことを忘れがちになる」。芯の強さをにじませた。司会の阿部サダヲから「パスモですか?オートチャージですか?」と矢継ぎ早に質問され、恥ずかしそうにうなずいていた。