新井容疑者、起訴なら事務所解雇も…違約金は億単位か 映画公開延期、動画販売中止

 警視庁捜査1課は2日、都内の自宅で昨年7月、派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして、強制性交の疑いで逮捕された俳優の新井浩文(本名・朴慶培)容疑者(40)を東京地検へ送検した。

 新井容疑者の公式ホームページは、この日までに閲覧不能となった。

 強制性交罪は、2017年に強姦(ごうかん)罪から名称と内容が改正され、厳罰化された。新井容疑者が被害女性との間に示談が成立せず、起訴となれば、裁判では実刑判決が出る可能性は濃厚。その場合は、所属事務所から解雇などを含めた、厳しい処置が下されるのは必至だ。

 出演作の放送中止など影響が広がっている。6月公開予定の映画「台風家族」は、公開延期を発表した。主演の一人を務める映画「善悪の屑(くず)」(今年公開予定)も、この日、配給の日活が公式HPで「捜査状況を確認しながら今後の対応を検討いたします」と報告した。

 NHKは有料動画サービス「NHKオンデマンド」で新井容疑者が出演した、「真田丸」「フェイクニュース」「64(ロクヨン)など10作品の販売を停止した。

 逮捕による影響は大きく、違約金などが億単位となる見方も出ている。

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