舘ひろし 主演男優賞 芸歴44年で国内映画賞初受賞「終わった人」でコミカル役熱演

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7社で構成)が制定する「第61回ブルーリボン賞」が、20日までに決定した。「終わった人」で、仕事一筋のサラリーマンだったが、定年退職後の第2の人生で、仕事に恋に振り回される熟年男性をコミカルに演じた舘ひろし(68)が主演男優賞を獲得。「止められるか、俺たちを」で、映画製作の現場で奮闘していた実在の女性をリアルに演じた門脇麦(26)が主演女優賞に輝いた。授賞式は2月6日に東京・内幸町のイイノホールで開催される。

 主演男優賞に輝いた舘は「いいんですか。賞をもらうことがないのでくすぐったい気持ち」と“大手柄”にニヤリと笑った。

 主演作「終わった人」では、「あぶない刑事」「西部警察」などで見せたハードボイルドなイメージを封印。定年退職を迎え、枯れ果てたサラリーマン役を演じたが、役作りに苦はなく「だらしなくするのが楽しかった」と明かした。

 昨年9月、同作で「モントリオール国際映画祭」の最優秀主演男優賞を獲得したが、芸歴44年で国内映画賞は初受賞。作品タイトルに「(俳優としては)冗談では済まされない」と苦笑いだったが、「僕は“始まった人”。人生に終わりはなくて挑戦していくんだと思う」と胸を張った。

 同じ石原プロモーションからは76年に渡哲也(77)が同賞を受賞。渡からは「大根役者の花を咲かせたんだ。もらっておけるものはもらっておけ」と祝福されたという。石原軍団として足跡を残し、「遠い存在に半歩だけ進んだなと思います」と胸を張った。

 主演男優賞受賞者は翌年の授賞式で司会を務めるのが恒例。今年はTBS系のドラマ「パパとムスメの7日間」(07年)で親子役で共演した新垣結衣(30)が司会をするが、「あの結衣が…」と“親心”をチラリ。成長した娘との再会を楽しみにしつつ、来年の司会については「すぐにマイク切るとか“あぶない司会”になっちゃうよ」といたずらな笑みを向けた。

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