海老蔵 親子3人共演終え「麻央が見たらどれだけ嬉しいか」

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)、長女の堀越麗禾ちゃん(7)、長男の堀越勸玄くん(5)が3日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた「初春歌舞伎公演」(27日千秋楽)に出演し、初めて親子3ショットでの舞台共演を果たした。

 終演後、海老蔵はインスタグラムを更新。2人の子供の写真を添え、「初日終わりました。ふたりが舞台に。心から思うこと 麻央が見たらどれだけ嬉しいか、、」と子供の成長を楽しみにしながら、17年6月に亡くなった妻・小林麻央さんへの思いをつづった。ブログでは、舞台の興奮さめやらぬ2人とのやりとりを「ママお空から見てたね。と話になりました」と明かした。

 3人がそろって出演したのは夜の部の演目で、海老蔵の祖父・十一世市川團十郎の生誕110年を記念した舞踊「牡丹花十一代」。海老蔵は鳶頭役、2人はその子供で、麗禾ちゃんが手古舞、勸玄くんが鳶頭姿で登場した。

 花道に2人が姿を現すと、客席からは「かわいい」「成田屋(市川家の屋号)」と大歓声がわき起こった。

 舞台中央で堂々たる舞を見せた2人は、「ご見物のみなさま、新年明けましておめでとうございます」とあいさつ。この時ばかりは海老蔵から、完全に主役の座を奪っていた。

 さらに海老蔵も加わって、最後は3人そろって1段高い橋の上で見得を切った。

 この日、海老蔵はブログで昼の部の出番に向かう勸玄君を見送り、「今勸玄でました 涙っす、 なぜか、、、」と感無量の心情を明かしていた。

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