ゆるキャラGP「組織票問題」 市長反論「組織票は一票もないと認識」…18日に順位発表

 ゆるキャラ日本一を決める「ゆるキャラグランプリ」が17日、大阪府東大阪市で開幕し、事前のインターネット投票と現地での決戦投票によって、18日に最終順位が決定する。

 今年は事前のインターネット投票において、昨年4位だった三重県四日市市のキャラ「こにゅうどうくん」に対して、同市が約2万件の投票用IDを作成して職員らに投票要請したとする、「組織票問題」が浮上。これに森智広市長が「何ら問題は無い」と反論する騒動となっている。

 「こにゅうどうくん」は途中経過で暫定1位に。組織票問題が指摘された後に、森市長はブログに反論を掲載している。

 森市長はブログで、今年の挑戦を当初は悩んでいたが、多くの市民の「こにゅうどうくんに優勝をさせてあげたい」との声が届いたことや、「最後の挑戦を契機に四日市市のまちの一体感の醸成を図りたいと考えました」とエントリーした経緯を説明。

 そのうえで同グランプリは「1メールアドレスにつき1票投票出来るので、一人でいくつものアドレスを持っている方は複数票投票出来ます」と説明し、「今回、四日市市役所は一定数のアドレスIDを生成しました」と明かした。

 「それは、投票したいけどアドレスをお持ちでない方や複数票投票したいけどメールアドレスをそれ程お持ちでない方に『こにゅうどうくん』を応援してもらう為」と理由を説明し「四日市市役所は、『こにゅうどうくん』を応援したいという方の機会を担保することに努めました」とした。

 一方で、この手法に関して「市民の皆さんのリクエストに応じてお渡ししていたので、強制して配ったことはありません」「四日市市役所においても『こにゅうどうくん』への投票を職員に強要した事は一切ありません。職員においても、職員の枠を超えて一人の四日市市を愛する人間としてそれぞれの判断で『こにゅうどうくん』への投票を行っていました」と主張した。

 こうした経緯を記載したうえで「その自主的な投票が今回組織票と報道されていることに違和感を覚えます」「組織票は一票も入っていないと認識しています」と反論している。

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