アイドルグループ・ＳＫＥ４８の松井珠理奈（２１）が１２日、都内で行われた、「イオンカード（ＳＫＥ４８）」の記者発表会に出席。６月に行われた「第１０回ＡＫＢグループ世界選抜総選挙」開票イベントの翌日以来、約５カ月ぶりに報道陣の前に姿を見せた。

　囲み会見の冒頭、松井は自ら「最初に一言だけ言わせて下さい」と発言。「体調を崩してしまって、この度はご心配をおかけしました。少しお休みをさせていただいて、だいぶ元気になったので、復活してこうして参加させていただくことがすごくうれしいと思っております」と、復帰を報告した。

　松井は６月１６日にナゴヤドームで行われた選抜総選挙の開票イベントで１位を獲得。翌日に一夜明け会見を行った後、体調を崩して休養に入った。９月６日に名古屋のＳＫＥ４８劇場での公演に特別出演して復帰し、同７日のテレビ朝日系「ミュージックステーション」でパフォーマンスを再開した。

　総選挙当日の状況について、松井は「ＳＫＥのために、自分のために、ファンの皆さんのために１位にならなきゃいけないと自分を追い込みすぎて、ほとんど覚えてないです」と述懐。「指原さんから『おめでとう』っていうＬＩＮＥがきたりして、改めて自分が１位になったという実感がわきましたね」と話した。

　休養中には、総選挙の選抜メンバーが歌唱する楽曲「センチメンタルトレイン」が発売。自身が不在の画面を「何回も見て泣いた」という。それでも「あれを見たことによって、自分の帰ってくる場所ってちゃんとあるんだな、と実感できたり。ＳＫＥのメンバーが私の分も頑張ってくれてるんだなと頼もしく見えて、帰るのが楽しみになりました」と前向きに語った。

　「小学６年生から１０年、ほとんどお休みなくやってきたんで、今回休ませていただいていて、今までできなかった犬の散歩をしたりした」と、リフレッシュを終えた松井。休養中に体重が５キロ増えたというが、「ファンの方にも、今が一番ちょうどいい、今までガリガリで心配だったって言われるんで、今が一番健康かもしれません」と笑顔で話した。