エッセイストでタレントの安藤和津（７０）が６日、横浜市内で、「シニア　オータム　フェスタ」に登場した。

　次女で女優の安藤サクラ（３２）の義母にあたる角替和枝さん（享年６４）が、原発不明がんにより先月２７日に死去。報道陣から訃報について向けられると、「それはナシなのよ。親戚一同の中でナシにしてるので。そっとしといて差しあげたい」と言葉少な。「密葬には参列されましたか？」という問いかけには、無言のままうなずき、「あんまり言わないで、その話は。涙が出るから」と傷心ぶりをのぞかせた。

　この日は、シニアライフをテーマに講義をして、介護していた母親が２００６年に亡くなった後に、自身がうつ病を発症したことを述懐。“終活”にも取り組んでいるといい、「生きてる限り、最期を迎えないといけない。私も夫（俳優・奥田瑛二）に『あなたを見届けてから逝きます』と約束してます。できるか分からないけど、気持ち的に」と夫婦の絆をにじませていた。