天皇在位30年金貨打ち初め 20グラム、28ミリの純金製13万8千円

 天皇陛下在位30年を記念した1万円金貨と500円銅貨の打ち初め式が5日、大阪市北区の造幣局で開かれた。

 鳳凰(ほうおう)を描いた金貨は重さ20グラムの純金製で直径28ミリ。銅貨は直径26・5ミリで、ご成婚の際にパレードで使用した儀装馬車をデザインした。造幣局の川嶋真理事長らが製造開始のボタンをぐっと押し込むと、記念硬貨が打ち出された。

 価格は送料込みで金貨単体は13万8千円、金貨と銅貨のセットは14万円。いずれも特製ケースに組み込む。はがきか造幣局オンラインショップで申し込める。受付期間は21日まで。銅貨の単体販売はしない。2019年2月ごろから、金融機関の窓口で現金500円と引き換えることができる。

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