ロック歌手のダイアモンド・ユカイが１９日、テレビ朝日系「グッド！モーニング」の電話取材に応じ、１７日にドタキャンとなった沢田研二のさいたまスーパーアリーナ公演に行く予定だったことを明かし、ファンとして「やってほしいなというのはある」と心情を語った。沢田は一部取材に応じ、ドタキャン理由を客の不入りとしている。

　ユカイは１７日のチケットを入手しており、会場にまで足を運んだファンの一人。番組の電話取材に、まずは一ファンとしての思いを語った。

　「会場の所にファンの人達もいっぱいいるんでね、ご迷惑をかけちゃいけないと思って、ひっそり待ってたんですけど、中止になったと聞いてガーンときたからね。ショックでした」と正直な思いを吐露。「これを楽しみにして来ていたわけですから、俺としてはやってほしいなというのはある。それは俺の（ファンとしての）気持ち」と残念がった。

　一方で沢田が不入りの客席を前に歌うことを固辞したことにも「沢田さんの正直な姿勢というんですか、正直に語る姿というのは年齢問わず素直でいいなと思いますけど」と理解も見せた。

　ただ、同じミュージシャンとして置き換えた場合は厳しい言葉も。「同じステージに上がる身として、絶対どんなことがあっても券を売った以上やってほしいというのはあるけど。俺だったらやりますよ」と断言していた。