朝ドラ、咲姉ちゃんはナレ死ではなく…ネットも涙「ちゃんと見届けられて良かった」

 12日に放送されたNHK連続テレビ小説「まんぷく」で、主人公・福子(安藤サクラ)の姉、咲(内田有紀)が亡くなるシーンが放送された。最近、NHKのドラマでは“ナレ死”と呼ばれるナレーションで死を伝える手法が話題となっていたが、今回は亡くなるシーンがしっかり描かれていたことから、ネットでも「余計泣けてくる」「ご臨終場面の演技素晴らしかった」などの声が挙がった。

 この日の放送では、結核のため入院していた咲を母の鈴(松坂慶子)が見舞い、一瞬元気を取り戻したかのように見えたが、その夜に「サキキトク」の電報が届き、福子と鈴はすぐに病院へ。家族全員が咲のもとにかけつけ、鈴が「目を開けなさい!」と叫び、咲は目を開け「ごめ…んなさ…い」「お…かあさん」などと必死に声を絞り出し、旅立ってしまう。

 最近のNHKでは大河ドラマや朝ドラでも、亡くなるシーンはあえてナレーションだけで知らせる“ナレ死”手法が注目されていたが、この日は亡くなる瞬間がしっかり描かれていた。

 これにネットも「開始2週間でちゃんと死の重さを視聴者が感じることができるストーリー」「咲姉ちゃん…早すぎるよ…辛い」「人は死ぬ間際でも、メッセージを伝えられるのだなと感じます」「ドラマで人の死が度々扱われるけど、ドラマを見てる視聴者がまるであの病室に自分も行って『咲姉ちゃん』と呼び掛けたい」「悲しい回だったけど、ナレ死じゃなく咲姉ちゃんの最期をちゃんと見届けられて良かった」の声があふれていた。

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