平尾勇気 地裁への申し立て取り下げを報告 騒動を「心よりお詫び」

 昨年7月に死去した作曲家の平尾昌晃さん(享年79)の三男で歌手の平尾勇気(37)が28日、ブログを更新。平尾さんの3番目の妻で元マネジャーのMさんが代表取締役を務めていた著作権管理会社F社について、東京地裁に職務執行停止を求めて仮処分命令を申し立て、21日に受理されていたが、この申し立てを取り下げたことを明らかにした。骨肉の遺産トラブルはこのまま沈静化するのか、注目される。

 勇気や次男・亜希矢氏(39)らは26日、「平尾昌晃音楽事務所」(以下、H社)と著作権を管理するF社の株主総会を開催。MさんがF社の社長の職を解かれ、亜希矢氏が代表取締役に選出されたことから、申し立て自体を取り下げたという。

 勇気は28日、自身のブログで「平尾勇気が申立を行なった事に端を発し、世間の皆生をおさがわせいたしましたこと『心よりお詫び申し上げます。』」と自らの行動に端を発した騒動について謝罪。「F社に関してましては、申立通り代表のM氏が取締役に選任されなかったことにより事実上M氏の取締役執行停止状態となりました。よって、申立を取り下げました。」と報告した。H社については株主総会が保留となっていることから、継続審議となっている。

 ブログでは「争いの元になった事柄を全て解決して、父に正面から報告をできるように動いていきたいと考えております。『やらないで後悔するより、やって後悔する道』を選んだ平尾勇気の決断にご理解の程をお願い申し上げます。」と自身の行動への理解を求めた。

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