日本テレビが「女芸人Ｎｏ．１決定戦ＴＨＥ　Ｗ」（決勝は１２月予定）の開催を発表し、記者会見がこのほど、都内で行われた。昨年１２月１１日に行われた第１回大会で優勝したゆりやんレトリィバァ（２７）は、散々ボケを繰り返し、司会のチュートリアル・徳井義実（４３）を困らせた後で「出ます！」と宣言。連覇を目指すと誓った。

　応募資格は「女性」のみ。プロ・アマ、芸歴、所属事務所も関係なしのガチンコバトルが今年も開催される。星条旗を模した水着姿で登場したゆりやんは、「次週、この場所でお答えします」などとボケを重ねてから「今年も絶対に出たいって、去年の時点で思ってました」と明言した。

　昨年はアニメ「ドラえもん」のパロディーで優勝をつかみ、日本テレビの番組に視聴率１００％分出演できるという副賞を獲得。報道番組の「ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯ」にも出演し、「ゆりちゃん」と自分を呼んでいた９０歳の祖母が、芸名の「ゆりやん」と呼ぶようになったと「ＴＨＥ　Ｗ」効果を実感していた。

　ただ、ライバルも黙っていない。昨年、ポールダンスネタが話題になった牧野ステテコ（３８）は、「ポールは玄関に置いて」と新ネタ宣言。昨年は決勝に進めなかったおかずクラブ、ガンバレルーヤのほか、鳥取市広報番組キャスターの押しだしましょう子や、どんぐりパワーズ、はなしょー、紺野ぶるま（３１）、まとばゆう（３３）といった昨年のファイナリストが参戦を表明した。

　優勝賞金は１０００万円。副賞は選択制が検討されており「Ｐｏｐｔｅｅｎの専属モデル」（牧野ステテコ）、「ＩＴ社長１００人とお見合い」（おかずクラブ・ゆいＰ）といった難題が飛び交う荒々しい会見となった。ギャグを連発していたゆりやんも、最後は「楽しく参加させていただきたい」と急に真面目になるボケで笑いを誘っていた。