還暦を迎えた女優でタレントの久本雅美（６０）が１０日、都内で、自身が主演のイベント公演「マチャミの婚前披露宴」（９月２９日、東京国際フォーラム、その後地方公演）のＰＲ会見を行い、過去にプロポーズされたことは「無いです」と断言した。以前にテレビ番組のトークで「一度だけプロポーズされたことがあるけど、当時（結婚に）興味が無かった」と語っていたが、下方修正した形。暦が１周して、０歳当時に戻ったのに合わせて、“経歴”もリセットされてしまったようだ。

　節目の年齢となったこともあり、この日は「死ぬまでにしたい１０のこと」を発表した。

　（１）彼と豪華客船で世界旅行

　（２）船から見る夕陽を見ながらプロポーズされる

　（３）彼とイタリアのフィレンツェでマンマの美味しい料理を食べる

　（４）ゼクシィを買う

　（５）彼と私の友達を呼んでバーベキューをする

　（６）「主人がいつもお世話になってます」を言う

　（７）法事に出て、甲斐甲斐しく振る舞って彼の家族親戚から褒められる

　（８）仕事から帰ってきたら彼が料理を作ってくれて「お帰り～」と迎えてくれる

　（９）背中に湿布を貼ってもらう

　（１０）彼の為に、朝ドラに出る

という妄想たっぷりのあきらめきれない夢を告白した。

　一方で、ターゲットとなる男性の年齢については「６２か、６３歳くらい。２５歳下とか無理だし、６５以上だと老々介護になるし」と限定した。「若いころは才能のある人にひかれてたんですけど、この年齢になると包容力があって、私を自由にさせてくれる人がいいですね。大杉漣さんみたいにちゃめっ気があって、家族を大事にするような方が好きです」と妄想の中でも、しっかりと現実を見すえていた。

　また、自身の女性としてのアピールポイントは「美脚」ときっぱり。「整体の先生に“２０代だ”って言われました。肌と戸籍だけは本当にきれいです」と自信をみなぎらせた。