朝日放送テレビの道上洋三アナウンサー（７５）が１８日、ＡＢＣラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」（月～金曜、前６・３０）に生出演し、７、８月の約２カ月間、病気療養のため番組を休演すると発表した。

　「おはようパーソナリティ－」は１９７７年にスタートした長寿番組。道上アナは０６年に右目奥の髄膜腫（ずいまくしゅ）摘出手術のため、同番組を約３カ月休養していた。

　この日の放送では、「早い夏休みのお知らせをさせていただきます」と切り出し、休演を報告した。道上アナは、０６年の手術を振り返り、「あの時にわずかに残った、ＭＲＩに映らないため手術していない」腫瘍があったと告白。

　当時、「（腫瘍が）大きくなるには２０～３０年かかるだろう」と医師から説明を受けていたというが、「元気な腫瘍でして、これが大きくなりまして再び治療が必要になりました」と事情を説明。放射線治療を行うことになったと明かし、「髄膜腫の手術を含め、全身の点検も改めてやってみようということで、誠に勝手ながら長い夏休みをいただくことになりました」とリスナーに報告した。

　７月９日から８月３１日まで、８週間休演する。代役は同局の堀江政生アナウンサー（５５）が務めるという。