ジャニーズ事務所、TOKIO山口の事件で報道各社へ被害者への取材自粛を要請

 ジャニーズ事務所は4日、TOKIOの山口達也が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった問題に関連し、報道各社にFAXを送付。被害者への取材自粛を要請した。

 「山口達也の事件に関して、あらためて被害者様取材等自粛のお願い」のタイトルでFAX。「被害者の保護者様のコメント」も添付した。

 FAXの全文は以下の通り。

 「このたびは、山口達也の起こしました事件につきまして、報道各社の皆様には多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。また、そのような中で会見へのご出席、報道などご協力いただき、厚く御礼申し上げます。

 今回の事件では、すでにお伝えさせていただいている通り、被害者様とは示談が成立しており、被害者様、ならびに保護者様からも、未成年であるご本人に最大の配慮をしてほしいとご要望をいただいておりました。

 山口以外の4人も同様に懸念しており、多くの注目が集まるであろう会見にて、長瀬より被害者様の特定や、いわれなき中傷などをされないよう、お願いをさせていただきましたが、現在、被害者様、そのご家族など周辺の方々、また、山口が2016年8月に離婚し、すでに別の道を歩んでおられるご家族の方々への取材などが過熱している状況でございます。

 これを受けましてこのたび、被害者の保護者様から、別紙のようなコメントを事務所あてにいただいており、報道関係者の皆様に事務所よりお伝えするよう強いご要望がございました。

 被害者、ならびにご関係者の方々の精神的な負荷がこれ以上大きくなることを防ぐため、弊社としまして、改めて報道関係者の皆様には「被害者の方、被害者のご関係者の方、および山口の家族への取材自粛のお願い」をお願い申し上げます。」

 「被害者の保護者様のコメント」は以下の通り。

 「今回の事件につきまして、山口氏、事務所関係の方々、さらには先日拝見した会見でのTOKIOメンバーの方々の、心からの謝意をお伝えいただいていると受け止めております。先にも述べました通り、私達は、娘はもちろん、誰一人の人生の未来も、この事件によって奪われて欲しくないと切に願っております。娘について、また関係する方々についても、どうかそっとしておいていただきたいと重ねてお願い申し上げます」。

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