加山雄三 火災10日前に撮影 「光進丸」での最後の写真がCDジャケ写に

 アルバム「演歌の若大将~Club光進丸」のジャケット。「光進丸」の船内バーで撮影された
 加山が最後に光進丸で撮影した写真の1枚
加山が最後に光進丸で撮った写真の一枚。
3枚

 4月1日に起きた火災で愛船「光進丸」を失った歌手・加山雄三(81)が、同船で最後に撮った写真を10日、公開した。6月27日発売のアルバム「演歌の若大将~Club光進丸」のために、火災の10日前の3月22日に撮影されていた。船内のバーで撮影された1枚がジャケット写真に使用されている。

 加山が事実上のオーナーで、自身の誕生日である1982年4月11日に進水した3代目「光進丸」。時間ができるとこの愛船に家族や友人、スタッフを呼んで料理を振る舞い、みんなでカラオケをするのが楽しみだったという。カラオケで歌う曲は演歌のみ、という演歌好きで、35年ほど前には船員と一緒に2曲の演歌「嘘よ」と「残り酒」を「光進丸」船内で作った。この2曲を収録したアルバムで、ジャケット写真は船内バーで、また、デッキや操舵室でも撮影を行った。

 火災によりジャケット写真やアルバムタイトルの変更も検討されたが、加山の希望で予定通り使用されることに。デッキと操縦席で撮影された写真は、アルバムのブックレットに収められる。

 なお、「嘘よ」「残り酒」は6月6日にシングルとして発売されることも決まった。

 「光進丸」は全焼し、4日に水没した。出火原因については、船体引き上げ後、詳細な調査が行われるという。

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