桂吉弥、早世した師匠吉朝さんを思い絶句…健在なら上方大看板

「桂吉弥独演会」の会見を行った桂吉弥=大阪市内
「桂吉弥独演会」の会見を行った桂吉弥=大阪市内
「桂吉弥独演会」の会見を行った桂吉弥=大阪市内
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 落語家・桂吉弥(47)が15日、大阪市内で落語会「桂吉弥独演会」(5月8日、大阪・サンケイホールブリーゼ)の発表会見を行った。

 今回の独演会で吉弥は、桂米朝さんの後継者として期待されたが2005年に50歳の若さで亡くなった師匠の桂吉朝さんが、最後の高座で演じた演目「弱法師」に挑戦することを明かした。

 吉弥は吉朝さんの最後の高座の日に、別の仕事が入り、師匠の「弱法師」を見ることができず、録音を何度も聞き続けたが悔しい思いもあって、なかなか演じる気持ちになれなかったという。

 昨年に吉朝さんの十三回忌の追善興行を行ったことで「やっとお礼もできて、本腰を入れてもいいのかな」との心境になったという。

 師匠が健在なら、上方落語会をしょってたつ看板になっていたと問われると、吉弥は「思いますね…」と言ったまま、言葉が出なくなり、目を赤くした。しばらく考え込んだ末に「ずっといて欲しかったです。でも、僕ら弟子は短い間でしたが稽古をつけてもらい、師匠は『俺がヒントも出したんやから、あとはお前らでやれよ』と言ってるような気がします。ここからは僕ら次第なのかなと思います」と語った。

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