小林幸子 メガ幸子のアイデア源は伊東四朗と三宅裕司の舞台出演

 歌手の小林幸子(64)が7日、都内で行われた熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ5周年記念「船上のカナリアは陽気な不協和音」制作発表に参加した。ゲスト出演する小林は、豪華客船の中で起こるドラマで、ある事件があって精神的に歌うことがうまくできなくなってしまう演歌歌手を演じる。

 東京喜劇・軽演劇をベースにしたエンターテインメント。毎年、新橋演舞場で観劇し、オファーを心待ちにしていたという小林は「今年、一番うれしい。デビューが昭和39年(64年)で、最初にお会いしたのが(コメディアンの)エノケン(榎本健一)さんや三木のり平さん。テレビでご一緒したのがてんぷくトリオさん。伊東四朗さんが喜劇はお芝居のいろんなもの(基本)がないとできないと言われていた」と“笑い”とのかかわりを明かした。

 今回は自身が率いるビッグバンド「三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra」も登場する座長の三宅裕司(66)から「(公演の)音楽のレベルを上げるには小林幸子さんしかいない。演歌歌手でビッグでいて、ジャズにも入っていける。きっとお笑いも好き。全部を持ってるということで、小林さんにお願いした」と経緯を説明した。

 また、ピンクのドレスで出席した小林は、2009年に東京・青山劇場で行われた伊東四朗一座と熱海五郎一座の合同公演に出演した際、登場した巨大な人形が、のちの紅白歌合戦での「メガ幸子」のアイデアになったと告白。「メガ幸子は三宅さんのデザインといっていい。今回も楽しみしていて下さい」と明かした。なお、今作では小林と不倫関係もにおわせる政治家を渡辺正行(62)が演じる。

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