藤井六段で初星「最後の最後まで分からなかった」 佐藤九段に並ぶ年間勝数7位タイ

 最年少プロ棋士の藤井聡太六段(15)が23日、関西将棋会館で行われた王座戦二次予選で畠山鎮七段(47)を96手で破り、六段昇段後の初対局を白星で飾った。また、年間勝数の歴代記録でも日本将棋連盟会長の佐藤康光九段(48)に並ぶ7位タイとなった。

 藤井六段は2017年度の成績で年間対局数など主要4部門で首位を独走。年間勝数は、歴代記録の7位タイとなる「57」となり、これまで羽生善治竜王(47)ら3人しか成し遂げていない年間60勝にもあと「3」に迫った。歴代記録主要4部門の内、連勝記録はすでに塗り替えており、勝率も最高記録の更新を狙えるペースだ

 終局後、藤井六段は激しい攻め合いの展開に「最後の最後まで分からなかった」と安堵(あんど)の様子。17日の六段昇段後、初の対局となったが「普段通りと思って臨んだ」と説明し、「何が変わっても自分の目指すところは変わらないと思います」と冷静に話した。

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