蒼井優 謙虚な言葉を連発…「たくさんの人との出会いでここに」キネ旬授賞式で

「第91回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に出席した(前列左から)ヤン・イクチュン、菅田将暉、蒼井優、大林宣彦監督、田中麗奈、石橋静河、(後列左から)波多野文郎氏、伏原健之監督、有賀高俊氏、石井裕也監督、岸善幸監督、二宮直彦氏、百武弘二氏、立川志らく=東京・後楽園
「第91回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に出席した蒼井優=東京・後楽園
「第91回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に出席した(前列左から)ヤン・イクチュン、蒼井優、菅田将暉、田中麗奈、石橋静河=東京・後楽園
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 「第91回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式が12日、都内で行われ、主演女優賞の蒼井優らが出席した。

 京都で舞台を終えた後、会場に駆けつけた蒼井は「なりたい役者像の何%くらいになれたか考えたとき、正直2%くらいだった。たくさんの素晴らしい人との出会いでここに立たせていただいている」と謙虚にコメント。

 さらに、「きょうも3度くらいカベに激突してしまうくらい大したことのない人間」と明かした後、「これからもたくさんの人に手をさしのべられると思う。それを信じて、残る98%(クリア)を目指して頑張りたい」と思いを口にした。

 また、評価された「彼女がその名を知らない鳥たち」での嫌な女ぶりについて「(自分でも)嫌な女だと思った」と告白。嫌らしさの演技の限界を計算していたと明かし、「(白石和彌)監督はイケイケというタイプだけど、クズにはクズなりのプライドがある」と話して笑いを誘った。

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