いときんさんと最後の別れ メンバー、ファンも献歌 コシバKEN涙で感謝

 いときんさんを乗せた霊柩車を見送るET-KINGのメンバー(左から)KLUTCH、センコウ、DJBOOBY、コシバKEN、BUCCI=大阪市内の葬儀場
 いときんさんの棺を運ぶメンバー
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 1月31日にがん性心膜炎のため死去したヒップホップグループ「ET-KING」リーダー・いときん(本名山田祥正=やまだ・よしまさ)さんの葬儀・告別式が4日、大阪市内でしめやかに営まれ、芸能関係者やファン約5000人がいときんさんに最後の別れを告げた。

 告別式ではメンバー5人が弔辞を読んだ。全員が読み終わると、「(いときんさんは)みんなのこと喜ばせるのが好きやったな。きょうもみんなで歌おうか」と、5人で「ギフト」を献歌した。

 参列していた漫才師のハイヒール・モモコは取材に応じ、「メンバー5人が一緒に歌いはりました。歌い終えると拍手が起こりました」とその時の様子を振り返り、いときんさんを悼んだ。

 出棺の際には「いときーん」「きんさーん」「ありがとーう」など多くの声が飛び、すすり泣く人も。「ギフト」が流れる中、ファンらは同曲を大合唱。ひつぎを霊きゅう車に運んだメンバーも、涙とともに歌を口ずさみ、リーダーを送り出した。

 メンバーのコシバKEN(37)らは最後に「ありがとうございました」とファンに深々と一礼。ファンから「ガンバレー」と声援を浴びた。

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