小室哲哉、安室の引退発表見て「自分も素敵な形で」と共感

 週刊文春に不倫疑惑を報じられたことがきっかけで、音楽プロデューサーの小室哲哉(59)が19日、都内で引退を表明した。理由や立場などに違いこそあれ、くしくも、ともに一時代を築いた安室奈美恵の引退発表と重なる時期での決断となったが、安室の引退発表を目の当たりにした際の感想を「自分もいずれ素敵な形で身を引けたらいいなとは正直、思いました」と語った。

 小室プロデュースの楽曲でトップ歌手として時代を築いた安室は昨年9月に引退を表明した際は「非常に理解はすぐできました」と感じたという。

 この世を去る、という形ではあったが、小室と同世代のマイケル・ジャクソン、プリンスといった希代のスターも死の直前まで自身のスタイルを貫いたことを引き合いにし、「(自分のケースと)他界とはまったく違うんですが、美学を貫くという意味では素敵だなと思いました。自分もいずれ素敵な形で身を引けたらいいなとは正直思いました」と語った。

 執筆や言論など、音楽以外の分野で公の場に立つ可能性も聞かれたが、「まだ1週間足らずでの決断ですので、何までが許されて、何までが許されないのか判断ができていないんですね。どこまでがいいじゃない、これやってよっていうのか、やっちゃだめだよっていうのか、何一つ反応を聞いていないので、個人的に。線引きがまったく分かっていないんですよね。僕の勝手な公式というか、お騒がせした罪、それを償う、退くという図式しかないです」と、現時点ではまったくの白紙であるとした。

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