坂上忍 白鵬の張り手、かち上げ論争に沸く初場所を「情けない」

 俳優の坂上忍(50)が15日、司会を務めるフジテレビ系の生番組「バイキング」で、かち上げ、張り手を繰り出す横綱白鵬の取り口が今更、取りざたされていることについて「ある意味、情けない」と苦言を呈した。

 自身を子供の頃からの相撲ファンとし、「その頃から当たり前に耳にしていた『横綱たるもの…』とは、ファンが言い出したのではなく今までの歴代の横綱が作り上げた様式美みたいに感じていた」と横綱らしい振る舞いや取り口について持論を述べた。

 「それなのに朝青龍をはじめ、白鵬さんがあのような(張り手などを使った)取り組みをしているのに、なぜもっとちゃんとしてこなかったの?逆に今回、日馬富士関の暴行事件でフィーチャーされて、白鵬関の取り組みにまで『いかがなものか』ってなり、何か変えなきゃいけないの?って、ある意味、情けない」と疑問視。一連の不祥事があった流れで、横綱審議委員会が「横綱らしくない」と白鵬の取り組みに苦言したことを批判した。

 相撲界のしきたりには一定の理解を示したが「現役選手というより、もっと上の方々が育てる作業をどこか怠ってきたのかなと、生意気ながら思ってしまう」と話した。

 白鵬は14日の初場所初日、横審から苦言を呈されていたかち上げ、張り手を出さずに小結阿武咲を突き落としで下した。

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