菊五郎、恒例の国立劇場鏡開き 孫の眞秀くんも参加
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歌舞伎俳優の尾上菊五郎(75)が3日、東京・国立劇場大劇場ロビーで、同日に初日を迎えた「通し狂言 世界花小栗判官」(27日まで)の開幕前に、共演の尾上菊之助(40)、尾上松緑(42)、中村時蔵(62)と鏡開きを行った。
菊五郎は「お正月らしい、にぎやかな、華やかな舞台でございます。どうか序幕から大詰めまで、なにとぞご声援のほどよろしくお願い申し上げます」とあいさつ。菊五郎は「今年も1年、1日1日大切に、皆さまの心に残る舞台を務めてまいります」と誓った。
この日は菊之助の長男・和史君(4)と長女・知世ちゃん(2)、さらに菊之助の姉で女優・寺島しのぶ(45)の長男・眞秀(まほろ)君(5)も鏡開きを見学。菊五郎らの降壇後には酒だるを置いた壇上に上がり、司会から「かわいい出席者も登場しました」と紹介されると、観客から拍手が巻き起こった。