つばきファクトリー 最優秀新人賞に感涙
「第59回輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の最終審査会が30日、東京・新国立劇場で開かれ、アイドルグループ・乃木坂46が「インフルエンサー」で初の大賞に輝いた。
最優秀新人賞は、女性9人組アイドルグループ・つばきファクトリーが獲得。来年9月18日をもって引退することを発表している安室奈美恵(40)は特別賞を受賞したが、会場には姿を見せなかった。
九輪のつばきが咲き誇った。
最優秀新人賞の受賞者の名前が読み上げられた瞬間、つばきファクトリーのメンバーは顔を手で覆い、号泣した。3組の男性候補と競った頂点の座は、唯一の女性グループが栄冠を獲得した。
リーダー・山岸理子(19)は「メジャーデビューするまでに時間がかかったのですが、一生に一度の最優秀新人賞を頂けてうれしいです」と感謝。9人は声を震わせながら「就活センセーション」を披露した。
つばきファクトリーはハロー!プロジェクトの新グループとして15年4月に結成された。同じハロプロで、同年2月に結成されたこぶしファクトリーが先にメジャーデビューし、最優秀新人賞を受賞していただけに、スタートでは差を付けられた形となっていた。メンバーの谷本安美(18)は「ライバルだったこぶしファクトリーが最優秀を受賞していて、わたしたちも取りたいと思っていたのですごいうれしいです」と追いついたことを喜んだ。