藤田紀子 貴乃花親方の「沈黙」を擁護…勝負師が信念を貫かなければ
大相撲・貴乃花親方の母親でタレントの藤田紀子が29日、フジテレビ系「バイキング・ザ・ゴールデン」に出演し、貴乃花親方が報道陣に無言を貫いていることについて、「勝負師が信念を貫かなければ上に上がっていけない」と息子の姿勢を擁護した。
進行役の坂上忍が同親方について、「幼いころからマスコミにさらされている中で、不信感もどこかで抱き、それでも、もうちょっと口を開いた方がいいという声もある」と指摘した。藤田はうなずいて聞いた。
坂上は、28日に同日本相撲協会が同親方に理事解任を決議したことに触れ、「きのう、処分。それでも口を開かない。親方が口を開く土俵はここじゃないという気がする」と藤田の考えを聞き出そうとした。
藤田は「私もそう思います」と同意。「しゃべれないんじゃなくて、しゃべらないんです。今が時期じゃないと。しゃべる時期を決めていると思う。しゃべらないことで色んな批判がある。耳に届いていると思う。それでもあのかたくなさ。頑固すぎるという意見もあるかもしれない。でも、勝負師が信念を貫かなければ上に上がっていけない」と息子を擁護。ただ、「社会人として足りない部分もあるかもしれない」とも付け加えた。