女優・佐々木希（２９）が、故郷・秋田県の地方紙・秋田魁新報の「秋田魅力発信」編集長に就任し１７日、都内での就任式に出席した。「故郷のために何かできないか」という佐々木の思いを受けて、同紙が特別編集長に任命したもの。今後は秋田県の魅力を自ら取材して発信していく。

　多忙な中でも秋田の実家には時々帰省しており、「帰るとホッとする。秋田でパワーチャージして東京で仕事を頑張っている」と説明。その際に地元食材を購入して帰京するといい、「きりたんぽ、いぶりがっこ、稲庭うどんなど、自宅で秋田の物をたくさん食べます。自宅で調理するのが幸せです」と、グルメで知られる夫のアンジャッシュ・渡部建（４５）にも手料理を振る舞っているようだ。

　この日は最初の取材として、同紙の腕章と名刺を持ち、郷土料理「しょっつる鍋」をリポート。自らカメラを持ちさまざまなアングルで撮影も行った。いつもは取材される側だが「私の大好きな秋田のＰＲができるとうれしく思っています」と、逆の立場も楽しんでいた。