丸山議員 橋下氏の批判に反論「そちらの方が失礼」「問題ないから訂正しない」

 日本維新の会の丸山穂高衆院議員(33)が26日、大阪市内で取材に応じ、橋下徹前大阪市長(48)が、維新の代表選開催の必要性を唱えた丸山氏のツイッター投稿の文面が「ふざけている」と猛批判を展開していることに対し、「間違ったことを申し上げたつもりもないし、訂正するつもりもない」と語った。橋下氏が「丸山のボケ」と批判を連発していることに「そちらの方が礼を失している」と反論した。

 事の発端は24日に丸山氏が党の代表選の実施などを求めたツイッター投稿。「若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば」などと記したことに対し、橋下氏がその言葉づかいを問題視。代表選実施は「やればいい」と妥当としたうえで、「言葉遣いから学べ、ボケ!」「物には言い方がある」「丸山のボケ」と批判を展開している。橋下氏は26日未明には、「こういう国会議員が一番嫌いなんです」として党の法律顧問を辞任したことも明かしていた。

 これに対し、丸山氏は、この日「何度も読み返したが問題があるとは感じていない」とし、橋下氏が「ボケ」との言葉を使ったことに「そちらの方が礼を失している」と主張。橋下氏が法律顧問を辞したことについては「残念」としつつも「出処進退はご自身の判断」と語った。

 丸山氏はこの日、地域政党「大阪維新の会」の全体会議に出席。終了後、報道陣の取材に応じた。

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