峯岸みなみ&吉本実憂、初舞台に気合 両手に花の主演・松岡充「楽しみましょう」

 「第13回国民的美少女コンテスト」のグランプリで女優の吉本実憂(20)と、AKB48の峯岸みなみ(24)が初舞台に挑戦することが20日、分かった。SOPHIAのボーカルで俳優としても活躍する松岡充(46)が主演する舞台「三文オペラ」(来年1月23日~2月4日、KAAT神奈川芸術劇場)に出演する。吉本は松岡演じる色男の盗賊王マクヒィスと出会ったその日に結婚してしまうポリー、峯岸は警視総監の娘でマクヒィスの愛人のルーシーを演じる。

 吉本と峯岸はオーディションを経て“舞台女優”の門をたたいた。初めて観客に生で演技を見せることになる吉本は「いろんな人格を見せるという意味では映像のお仕事と変わりはない。舞台は反応がすぐ返ってくるので、良い緊張を持ってステージに立てたら」と気合十分だ。

 峯岸は、最近舞台にハマっており、多ければ月に4、5回も観劇するほど。「自腹です。大出費ですよ。服買わず、コスメ買わず舞台です」と告白した。女優指向はあまりなかったが「この舞台をきっかけに女優の才能が開花しないかなって思ってます。今回、勝負です。本気です。“芸能人生変わるんじゃないかな”くらいの気持ちで臨んでます」と覚悟を示した。

 年の差のある妻と愛人を持つことになる松岡は「もう、20代の女性と話すのはしんどい」と本音を告白。何とか吉本と「ポケモンGO」好きという共通点を見つけ、胸をなで下ろしていた。2人に対し、松岡は舞台俳優の先輩として「新しい『三文オペラ』なので、好きなように楽しんで作っていけたら。一緒に楽しみましょう」とアドバイスを送った。

 「三文オペラ」はドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトが書いた舞台劇。盗賊王マクヒィス(松岡)が「乞食商会」の社長ピーチャム(白井晃)の娘ポリー(吉本)と出会ったその日に恋に落ち、結婚してしまったことから起こる騒動を描いている。ほかに情婦のジェニーを貴城けい、ピーチャム夫人を村岡希美、警視総監でルーシー(峯岸)の父・ブラウンを高橋和也らが出演する。

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