山尾志桜里候補、感極まり出陣「きしめんまずくなった」との批判も受け入れ…

 第48回衆院選(22日投開票)が10日、公示された。週刊誌で既婚男性との不倫問題が報じられ民進党を離党し、この衆院選は無所属から立候補した山尾志桜里候補(43)=愛知7区=は愛知県尾張旭市で第一声を迎えた。

 出陣前の囲み取材で「今日の空のように澄み切った気持ちです」と笑顔。週刊誌報道が出て以来、地元の討論会などでおわび行脚を重ねたという。「地元でたくさん集会に出て、叱っていただいた。女性から。でも『仕事で巻き返して』とも言っていただいた。男性からも『(会った店で)きしめんを食べに来たのにまずくなった』と言われた。それでも逃げず臆さず、自分の考えを訴えていきたい」と、厳しい意見を受け入れながら無所属で挑む決意を示した。

 出発式の演説では、支援者からの励ましの言葉に感極まり、声を詰まらせ顔をくしゃくしゃにする場面も。「無所属の戦いは厳しい。でも色んな人が、色んな思いで私を見つめる中、もとることなく等身大の自分を判断していただくため、原点に戻る選挙として戦う」と宣言した。

 週刊誌報道に対する有権者の意見は賛否あるというが、支援議員は20人を超え、映画監督の山田洋次氏(86)から祝電が届くなど“山尾ブランド”は変わらない模様だ。

 白いジャケットとシャツ、黒のズボンにスニーカーといういでたち。テーマカラーのロイヤルブルーのたすきをかけ「青いの(上着)も用意していたんですが、暑くて脱いじゃいました」と話した。集まった支援者に「ちょっと痩せたんだよ。ズボンがぶかぶかになってさ」と無邪気に打ち明けるなど、週刊誌報道から離党、無所属での衆院選出馬決断と波乱の1カ月を振り返っていた。

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