南果歩 抗がん剤治療をやめていた サプリを服用「こんなやり方もある」

 16年3月に乳がんの手術を受けた女優・南果歩(53)が1日、都内で行われた乳がん啓発イベント「15周年ピンクリボンシンポジウム」のトークショーに出席し、昨秋から抗がん剤の投薬治療をとりやめていることを明かした。

 16年3月にステージ1の乳がんであることが分かり、乳房温存手術を受けた。その後も抗がん剤治療薬ハーセプチンなどを服用する投薬治療につとめてきたが、その影響で高血圧や手足のしびれに悩まされるようになったという。

 「平常で100だった血圧が160くらいになり、そのために降圧薬も飲むことになった。薬で上がった血圧を薬で抑えていいんだろうか、と。他に変わるものがあれば、もっと自分の時間を自由に過ごせるのではないか」と医師に相談し、抗がん剤の服用をやめたという。代わりにサプリを飲んでいるが、「現在まで、再発の兆候は見られない」と話した。

 南は、集まった乳がん患者に「選択は自分自身の問題だけど、こんなやり方もあると視野を広げられればいい。手本にはならないけど、一つの見本になれたら」と語りかけた。現在は、パワーヨガに取り組み「お腹をシックスパックにしたい」と意欲的に語った。

 また、キャスターの小林麻央さんが、自身と同じ乳がんで6月に死去したことにも触れ、「たくさんの励ましの言葉やメッセージを残された」と話した。さらに「がんは親子関係と同じように命のリレーではないか。病気に勝つ負けるではなく、対峙(たいじ)することで自分が変化や進化していく」と語った。

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