おニャン子クラブの元メンバーでタレントの渡辺満里奈（４６）が２０日放送のフジテレビ「ノンストップ！」（月～金曜、前９時５０分）にＶＴＲ出演し、芸能生活３０周年を振り返り、現在９歳の長男の出産直後に、タレントのビートたけしから、たけし自身が描いた絵画の出産祝いが贈られたことなどを明かした。

　番組では先週都内のレコード店で行われた、２６年ぶりの新曲披露の模様も放送。ファンからは「まりな～」というアイドル時代のかけ声が飛び、渡辺は番組インタビューで、「ここに帰ってきました、みたいな気持ちになった」と回想。現在は９歳の長男と、７歳の長女の母だが、今も変わらない「満里奈スマイル」の秘訣については、「タモリさんとか（ビート）たけしさんとか、みのもんたさんとかいろんな方とやらせていただいて、こんなふうに自分も楽しめばいいんだ！と教えてもらった気がする」と表し、たけしから長男の出産祝いに贈られ、自身が描いたというピエロを題材にした絵画を紹介。「芸人というのは心で泣いて皆を笑わせて子供を育てるんだ」という意味が込められた絵画に、渡辺は「私もすごく感激してうれしかった」と話し、「夫（ネプチューン・名倉寛）はもっと感激して感動し『俺がんばる！』（と語っていた）」と当時を振り返った。

　渡辺は１９８６年のデビュー半年後にはソロ歌手としてデビュー。当時を「あまりにめまぐるしくて、私で大丈夫かなと思った」と振り返る渡辺はその後、シングル１７枚、オリジナルアルバム９枚で９０曲以上をリリース。その中から３０曲を選んだ３０周年記念アルバムがこの日発売となる。

　渡辺は３０年間を振り返り、「アイドルからＭＣへの過渡期が大変だった。自分にできるのかなと思った。ＭＣとなると人の話を聞かなければと、及び腰で悩んだ時期があった」などと明かした。

　また、夫の名倉については子供のスケジュール管理などに感謝し、「１００点満点中９８点」と評し、マイナス２点については、番組内で、最近は名倉のくしゃみや咳が「すごく大きい」と渡辺が示していたことを伝えた。