「第５０回ミス日本コンテスト２０１８」の東日本地区大会が２５日、都内で行われ、慶應義塾大学文学部３年生の高橋茉莉さん（２０）ら５人が東日本代表に選ばれた。高橋さんは昨年の「ミス慶応２０１６」のファイナリスト６人に名を連ねていたが、運営していた慶應義塾広告学研究会の不祥事のため大会は中止に。あらたなコンテストで栄冠を目指すことを誓った。

　５人の代表は勉強会を経て１８年１月１５日に開催される本選に出場する。高橋さんは「ミス慶応が中止になってしまったので、リベンジしたいです」と決意を示した。当時は不祥事を先にニュースで知ってから「中止」の報告を受けたそうで、「『あ、そうなんですか』っていう感じでした」とあっけらかんと語った。

　「ミス慶応」出身らしく、高橋さんはアナウンサー志望。「フジテレビの山崎夕貴アナがあこがれです。頭の回転が速くて、親近感のあるアナウンサーになりたいです」と夢を明かした。

　「ミス慶応」は女子アナの登竜門でもあり、過去には元フジテレビの中野美奈子アナ（３７）、日本テレビの鈴江奈々アナ（３７）、元ＴＢＳの青木裕子アナ（３４）、テレビ朝日の竹内由恵アナ（３１）、フジテレビの小澤陽子アナ（２６）、ＴＢＳの宇内梨沙アナ（２５）らを輩出している。

　なお、「ミス日本」東日本代表はほかに早稲田大学社会科学部３年の野田夏希さん（２２）、早稲田大学国際教養学部１年の霜野莉沙さん（１９）、東京大学理科二類１年の岡部七子さん（１８）、東京音楽大学声楽科２年の山田麗美さん（１９）が選出されている。