新日・棚橋 映画初主演 役作りでロン毛バッサリ「プロレスに恩返ししたい」

 家族を演じる木村佳乃(左)と棚橋弘至、寺田心(上)=(C)2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会
 「パパはわるものチャンピオン」で映画に初主演する棚橋弘至
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 新日本プロレス“100年に1人の逸材”棚橋弘至(40)が映画に初主演することが24日、分かった。「パパはわるものチャンピオン」(2018年公開)で家族のために悪役レスラー・ゴキブリマスクとして奮闘する父親・孝志を演じる。妻役は今年のベストマザー賞を受けた女優・木村佳乃(41)。16年にベストファーザー賞を受けた棚橋と“ベスト”タッグで夫婦を演じる。

 映画という新たなリングでメインイベントを務めることになった棚橋。突然の抜てきに当初は「青天のへきれきとはこのことで…」ととまどいもあった。しかしすぐに「いや、もしかしたら思い描いていたのかも」と自らに暗示を掛け、全力で現場に臨んでいる。

 映画は板橋雅弘氏の絵本「パパのしごとはわるものです」と「パパはわるものチャンピオン」が原作。かつては人気レスラーだったが、けがや世代交代の波に押され、悪役レスラー・ゴキブリマスクとして戦っている孝志と、父・孝志が悪役と知り、ショックを受けた祥太(寺田心、9歳)との心の交流を描いた心温まる物語だ。

 棚橋はトレードマークだったロングヘアをバッサリと切って役作り。自身のインスタグラムで今月、ロン毛をバッサリ切った姿を公開し、日本だけでなく世界中から驚きのコメントが寄せられていたが、この映画のためだった。

 「プロレスラーになりプロレスに生かされてきました。その恩返しがしたい。全エネルギーを込めて撮影中です」と覚悟とプロレス愛を胸にカメラの前に立っている。

 現場では決めぜりふも封印。しかし、ファンに向けては「お楽しみに!皆さん、愛してまぁ~す」と“らしさ”全開でアピールした。

 祥太に父を理解してほしいと願う優しい妻・詩織を演じる木村は「しっかり棚橋さんを支えようと思います」と内助の功を約束。プロレスにも興味があるようで「大好きなプロレスの技を教えてもらおうと思っております」とおちゃめな一面も見せた。一方の心くんは、棚橋との共演をきっかけにプロレス観戦を初体験。棚橋が本職で放つオーラに「すごくカッコよくてファンになってしまいました」とメロメロになっていた。

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