6代目黄門の武田鉄矢 濃いめ演技を封印…エキストラからダメだしも

 武田鉄矢(68)主演で、6年ぶりに復活するBS-TBS「水戸黄門」(10月4日スタート。水曜、後7・00)の会見が1日、東映京都撮影所で行われた。

 「金八先生」シリーズや、「101回目のプロポーズ」など濃いめの演技が特徴の武田。だが6代目黄門を演じるにあたり「僕の前に5人(東野英治郎、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗)の解釈があるし、僕も(演技は)激情ではなく京風」と、“武田節”を封印していることを明かした。

 「水戸黄門」は1969年にスタートし、同撮影所で撮影されてきた。それだけにスタッフやエキストラも大ベテラン揃い。「僕らだけが新人。印籠を出した後、一番前で頭を下げていたエキストラの人から『タイミングが早いよ』って。彼は初代の黄門様から頭を下げているらしいから」とダメ出しを受けたことを明かした。「忍者や悪人を斬っても斬っても次々出てくるし、屋根から落ちてくる。もうスゴイよ」と目を丸くした。

 また「場面のつながり関係なく、印籠を出すときは旅のわらじではなく、(高さのある高価な)草履。足袋も少しでも汚れていてはダメだと、衣装さんが次から次へと真っ白なものを出してくれる」と“黄門あるある”を披露。葵のご紋の印籠も「数百万。車が買えるほど。(いつもは)金庫に入っている」と高価な品であることを明かし、格さん役の荒井敦史(24)が初めて懐から出したときは「もうプルプル震えていた」と楽しそうに振り返った。

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