船越側「法的措置の準備に着手」 松居一代のSNS行為に我慢の限界

 俳優・船越英一郎(57)の所属事務所「ホリプロ」が、船越に対して妻で女優の松居一代(60)が行ったSNSなどでの行為について、名誉毀損や業務妨害などを理由に、法的措置をとる準備に入ったことを21日、明らかにした。船越から離婚調停を申し立てられている松居は今月に入り、自身のSNSや動画共有サイト「YouTube」で、船越が自身の友人と不倫していたなどと主張。離婚騒動が泥沼化していた。

 松居の“放言”に対して静観を続けてきたホリプロも、ついに堪忍袋の緒が切れた。

 この日、報道各社に「松居一代氏の当社所属タレント・船越英一郎に対する一連の言動には、裁判所の判断をあおぐべきものが多く、これ以上看過することのできない問題であり、本日、当社として、名誉毀損、及び、業務妨害などを理由とした法的措置の準備に着手しましたことをお伝えいたします」とのコメントを発表した。

 松居はブログ、ツイッター、YouTube動画などで船越の不倫疑惑や闘病、仕事のギャラなどについて、一方的な発言を続けている。すでにブログやYouTubeの一部記事や投稿は名誉毀損にあたるなどの理由から、運営側の要請により、削除されている。

 関係者によると、すでに訴訟準備は完了しており、22日までに受理される可能性がある。訴訟の対象となるのは、松居がブログ、ツイッター、YouTubeなどで行ってきた、船越が自身の友人と不倫関係にあったとするなどの“暴露話”のみならず、週刊誌に独占激白した内容も含まれているという。

 また、今月13日に松居がYouTubeにアップした「別宅の真相」と題した動画について、関係者が新たに証言した。11年に船越が自宅そばに衣装用の部屋を借り、別居状態が始まったとされていることについて、松居は、船越の元に脚本家でタレントの大宮エリー(41)から届いた手紙を発見し、船越を家から追い出したと主張。しかし、関係者は、船越自身に離婚の意思が強く、1年10カ月ほど前から本格的に松居との離婚準備を進めていたと明かした。

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