東国原、眞鍋かをりに反論 金子議員擁護発言は「政治家を甘やかす」

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が30日、ツイッターを更新し、自民党の金子恵美議員が公用車で保育園の送迎を行っていたと週刊新潮に報じられた件について「とある女性タレント」が金子議員を擁護する発言を行ったことに「今回の論点は、子育て論ではない」「特権的階級的行動と意識に問題がある」と反論した。

 東国原は「今回の金子代議士の公用車使用について、とある女性タレントさんが出演番組で擁護されたらしい」と切り出した。具体名こそ出さなかったが、この日放送されたTBS系「白熱ライブ ビビット」で、眞鍋かをりが「一番腹立たしいのは、金子さんのことが問題として議論されていること自体おかしい」「このケースで仕事の途中で保育園に送っていくことがダメなら、もう働くお母さん誰1人仕事と子育て両立できない」などと発言したことを指しているのは明らか。

 東国原は「今回の論点は、子育て論では無い」と訴え、今回の論点は「国会議員としての意識と行動の在り方」「公用車の運用と在り方」の2点だとした。

 「国会議員は選良、高潔でならない。一般国民の模範となる高い倫理・道徳・道議性を求められる」とした上で「多くの子育て世代の父母が、仕事と子育て等を両立させながら、子供を保育園に、自転車・電車・徒歩等で送り迎えする涙ぐましい努力・労苦をされておられる。その中で模範となるべき国会議員が、運転手付きの公用車(高級車)を私的に使うのは如何なものか」「その特権階級的行動と意識に問題がある」と指摘。

 公用車の運用についても「総務省公用車運用規定にはギリギリ抵触しない、かもしれない」としたが「だからといってこの運用・使用で良いのか」「議員本人もブログで『国民に、不快な思いをさせた事』を陳謝している。ならば、不快を与える事を事前に想像・予想出来なかったのか。政治家としての感性・資質を疑う」とバッサリ斬り捨てた。

 更には「加えて、先の女性コメンテーターのような発言が、政治家を甘やかせ、のさばらせ、政治家と政治の劣化を益々助長するのだろう」と訴えていた。

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