歌丸「何が芸」アキラ100%に苦言 体重36キロも話術健在

 左肺炎慢性呼吸不全で横浜市内の病院に入院、14日に退院したばかりの落語家・桂歌丸(80)が17日、都内で、日本テレビ系「もう笑点」(日曜、後5・25)の収録を行い、お盆で股間を隠す芸で人気のアキラ100%に苦言を呈した。

 笑点メンバーに囲まれた歌丸は、「日本の言葉を使って笑いを取るのが芸人で噺家」と持論を明かし、「裸でお盆を持って何が芸なんですか」と人気芸人を斬った。

 呼吸器系に不安があると、鼻にチューブをしながらも話術は健在だった。入院中も笑点を見ていたといい、「必ず私の悪口を言う。油断は出来ないから見てました」と元気な声で冗談を飛ばした。

 体重は36キロ。最近、人生で初めて鶏の唐揚げを食べたといい、「なんでこんな、うまいものを食わなかったんだろう」と笑わせる一幕も。

 18日に「春風亭小朝のクリエで落語」に出演予定の歌丸は「どうなるか分かりません」と語ったが、体調次第で出演の可能性も。自分の足で車椅子まで歩いたが、足取りはしっかりしていた。

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