女優の上戸彩（３１）が１０日、都内で、主演映画「昼顔」の初日舞台あいさつに出席。俳優・斎藤工（３５）の労（ねぎら）いの言葉に号泣した。

　斎藤が「（上戸が演じた）紗和としての覚悟を感じた。まわりの方に尽くす人。お母さんでもあり、大変な事もあったと思う」と話すと、１児の母の上戸は「斎藤さんが本当に支えてくれたので…」と声を震わせ涙した。

　「もう、つらい」と本音を漏らす作品だった。フジテレビ系連続ドラマ（１４年）から北野（斎藤）と愛し合う紗和を演じ、「背負うモノもたくさんありました。不倫に対して毎日、考えさせられた」と瞳を潤ませていた。

　映画は３０～４０代女性を中心に観客が集まり、配給の東宝によれば興行収入２０億円を見込めるスタートという。