内山理名がシングルマザーに挑戦「台本読んで胸が苦しくなった」

作品への意気込みを語った(左から)長谷川葉音、木村祐一、内山理名=東京・南麻布
作品への意気込みを語った(左から)長谷川葉音、木村祐一、内山理名=東京・南麻布
作品への意気込みを語った(左から)長谷川葉音、木村祐一、内山理名、松本和巳監督=東京・南麻布
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 女優・内山理名(35)が9日、都内で主演映画「single mom 優しい家族。」(2018年5月公開予定)の製作発表に、共演の木村祐一(54)らと登場した。

 内山が演じる主人公のシングルマザーが、苦しい生活の中で子育てに奮闘し、自立を目指していく物語。内山は「台本を読んで、胸が苦しくなった。自分はシングルマザーじゃないけど、気持ちは分かる。自分が演じることで“1人じゃない”と苦しんでいる女性の少しでも支えになれれば」と、この役を演じる深い思いを語り「人間らしいところを演じることができたら。人間臭さも出していきたい」と、役作りへ意気込んだ。

 またミニカー職人役で出演する木村祐一は「僕にも6カ月の娘がいる。奥さんも子育てに悩んだりしている。大変だと思う」と、女性の子育てに理解を示していた。

 内山の娘・EMILY役で登場する長谷川葉音は、今作が映画初出演。「演技も初めてで緊張している」と言うが、自分の母もシングルマザー。自分に身近な物語とあって「EMILYの気持ちはよくわかる。精いっぱい演じたい」と語っていた。

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