leccaの斎藤礼伊奈が都議選に出馬 都民ファーストから

 都民ファーストの会は21日、報道各社にFAXを送り、女性歌手のleccaこと斎藤礼伊奈氏が7月の都議選の公認候補となったことを発表した。

 斎藤氏は早大在学中の2000年にleccaの名前でアーティスト活動を開始。2012年には武道館公演も成功させた。プライベートでは2011年には第1子、2015年に第2子を出産。2児の母としての顔も持つ。

 昨年10月から、小池百合子都知事が主催する「希望の塾」に参加し、選抜試験にも合格。都議選対策講座も修了した。

 斎藤氏は「私は音楽で人の心を強くしよう、元気にしようという活動を続けてきました。その活動を通じて、急速な社会構造の変化でついこぼれ落ちがちになる様々な声を、丁寧に拾い上げて政治に反映していく必要性も強く感じています。都知事の元で学ばせて頂くと同時に、市井の人としてまちを駆け巡り、東京大改革を一緒になって進めていきたいと思います」とのコメントを発表した。

 都民ファーストの会の野田数代表は「歌手とは知らず、筆記試験や論文が優秀な為、早い時期に面接を行いました。面接を行った際、斎藤礼伊奈さんが歌手のleccaさんだと分かりました。私がかつて都議の頃、子宮頸がん予防啓発イベントを視察した時にleccaさんが参加しているのが強く印象に残っていました。単に優秀なだけではなく、これから社会運動に取り組んで来られた実績を加味し、弊会で立候補して頂きたいと思いました」と公認理由を説明した。

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