ラウドネスが米入国拒否を受ける 米ツアーはキャンセル トランプ政策影響か?

 日本のヘビーメタルバンド、LOUDNESS(ラウドネス)が、米ロサンゼルスの空港で米国入国拒否を受け、米ツアーをキャンセルしたことが19日、明らかになった。メンバーの高崎晃、二井原実がツイッターやブログなどで報告している。

 バンドは19日にシカゴで行われる音楽イベントに出演予定だった。同イベントのフェイスブックでは17日「外国人入国に関する米国の新たな政策により、ラウドネスは米国への入国を拒否され、すでに帰路についた。米国ツアーのすべての公演は、キャンセルされた」と記載されている。

 高崎はツイッターで「27時間のフライトの末、ホームタウンへ戻った。無念」とつづり二井原はブログに「アメリカツアーはキャンセルです。3時間シカゴ滞在して帰国」「ゼロ泊アメリカ往復26時間の空の旅。すっかり飛行機には慣れました」と記述。さらに同バンドや二井原個人が過去に入国拒否されたことは一度もないと記している。

 米政府はトランプ大統領政権になってから、外国人の入国審査を厳格化。今月4日には、一部報道で携帯電話の番号やパスワードなどを強制提出させる方針があり、日本なども適用される可能性があると報じられていた。

 ラウドネスは高崎と二井原らが1981年に結成しデビュー。日本のヘビメタバンドの先駆けとなり、84年には米国デビューも果たした。翌85年にアルバム「サンダー・イン・ジ・イースト」が米チャートで最高74位を記録した。その後もメンバーの加入・脱退がありながら、30年以上活動を続けている。

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