クドカン大河【一問一答(4)】勘九郎「絶対見なきゃ、と思ってたら主演」

 宮藤官九郎(46)が五輪をテーマに脚本を手がける2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にクドカン作品の常連俳優・阿部サダヲ(46)と中村勘九郎(35)がW主演することが決まり、3日、東京・渋谷の同局で発表された。

 記者会見の一問一答は次の通り。

   ◆  ◆

 -主役になったことについての意気込み、感想を。宮藤さんには、大河ドラマというと一代記というのがあるが、今回は(主人公が)2人ということで工夫する点は。また、笑える要素は。

 阿部「何本か大河ドラマに出させていただいているのですけど、主役の方は本当大変だなあと思って見ていて。宮藤さんがおやりになるって決まって、宮藤さんのところに『主役は僕じゃないですか?』と言う役者さんがいるとも聞いたので、いやー大変だなあと思って。無理だなあと思って。そういう人たちからしたら、僕がやるとなったらプレシャーはものすごくあると思います。僕と勘九郎さんの大河ドラマが作れたらなと思っています」

 勘九郎「(04年の大河ドラマ)『新選組!』に出させていただきまして、(主演の)香取(慎吾)さんを見させていただいたんですが、本当主役って大変です。朝から晩まで(出演の)印がついてると。僕たちの大河ドラマになればうれしいと思いますし、去年の11月に宮藤さんでオリンピックのことを大河ドラマをやると聞いて、面白いなと思って。絶対見なきゃいけないなと思っていて。事務所の人が来て、12月に出演の話があるって言われて、翌日に主演だったよと言われて、ちょっと本当にビックリしました」

 宮藤「今回スパンが長いのと、オリンピックは4年に1回でやると。選手生命があるので行っても3大会ぐらいとかしか出られないと。ピークが1個しかない、そこへ向けての話になっちゃうなあと。聖火リレーじゃないですけど、何かをつないでいくと。1人の人の夢がここまでしかいけなかったら、次の人に託すと。マラソンから水泳になってもいいだろうと。

 日本人という中で4年に1回来る大会で、俺の夢をあなたに託すというのが連綿とつないでいって(東京五輪の)64年につながる。そして2020年につながるという話にしたいと思った時に、どうしても1人では無理だったんですね。田畑さんと金栗さんって実は7つとかしか違わなくて、意外と年が近い。しかも田畑さんの方が下なんですけど。金栗さんから田畑さんにバトンが渡る話にしたいと思い、あえて2人にさせていただきました。笑えるところはあると思います。え?いいのかなというぐらい。大丈夫だと思います」

 -勘三郎さんには何と伝えるか。

 勘九郎「『自分も出せ』って言うでしょうね。宮藤官九郎さんのところに直談判しに行くと思いますね。『俺、(金栗の)晩年やるよ』って言い出すかもしれません」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス