櫻井翔 4年ぶり映画単独主演で大学教授に! 14年ぶり東野圭吾氏作品
嵐の櫻井翔(35)主演で、小説家・東野圭吾氏(59)のデビュー30周年記念小説「ラプラスの魔女」が初めて映画化されることが19日、分かった。櫻井は04年放送のNHKドラマ「トキオ 父への伝言」以来14年ぶりの東野作品出演で、4年ぶりの単独映画主演。三池崇史監督(56)と9年ぶりにタッグを組み、初の大学教授役でミステリーに挑む。俳優・福士蒼汰(23)、女優・広瀬すず(18)との初共演で、2018年公開。
2015年に発売された原作は28万部を突破。原作権獲得に12社が競合、初の実写化に至った。地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井翔)が自然科学的に不可能な事件の調査を警察から依頼され、事件の真相に迫るストーリー。
慶大卒でキャスターとしても活躍する秀才は、アカデミックなイメージと優しい性格が役と重なることから起用された。東野作品や監督との再会に「沢山の“久しぶり”に胸が高鳴ります」と喜びながら、「監督、共演の皆さまとの“大きな化学反応”を現場で起こして行きたい」と意気込んでいる。
初の大学教授役に向け資料を読み込み備えたものの、専門用語もあり、「教壇に立って講義をするシーンがありますが、聞き慣れない言葉が多いので戦々恐々としています」と苦戦を予感する。不安も抱えながら17日から撮影に入り、「映画が久しぶりなので、慣れないところがありますが、楽しみながら撮影したい」と元気に完成へ向け走り出した。
広瀬すずは青江を翻弄する謎の女・円華役、福士は円華が探している失踪中の青年・甘粕謙人役。脚本はTBS系ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などを手がけた八津弘幸氏が担当する。