「君の名は。」文化庁メディア芸術祭大賞

 文化庁は16日、優れた映像作品などを表彰する2017年度メディア芸術祭賞の受賞作を発表した。最高位の大賞は、新海誠監督の映画「君の名は。」(アニメーション部門)、庵野秀明総監督の映画「シン・ゴジラ」(エンターテインメント部門)などに贈る。

 「君の名は。」は、地方の女子高校生と東京の男子高校生が夢を通じて触れ合うファンタジー。審査委員の有識者らは「現代人の心を象徴する作品」と評価。「シン・ゴジラ」については「日本の特撮やアニメ、実写のスタッフと技術が集結した鮮烈な作品」とたたえた。大賞はこのほか、石塚真一さんの「BLUE GIANT」(マンガ部門)、ドイツのラルフ・ベッカーさんの現代アート作品(アート部門)。

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