つみきみほ、ヘルパーと女優業両立を告白

映画「話す犬を、放す」の初日舞台あいさつを行ったつみきみほ=東京・有楽町スバル座
映画「話す犬を、放す」の初日舞台あいさつを行った(左から)田島令子、つみきみほ、熊谷まどか監督=都内
映画「話す犬を、放す」の初日舞台あいさつを行った(左から)田島令子、つみきみほ、熊谷まどか監督=東京・有楽町スバル座
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 女優のつみきみほ(45)が11日、都内で主演映画「話す犬を、放す」の初日舞台あいさつに、共演の田島令子(68)、熊谷まどか監督(48)と出席した。あいさつで女優業と並行してヘルパーの仕事もしていると明かした。

 つみきは43歳の売れない女優・下村レイコを演じる。田島演じる母・ユキエがレビー小体型認知症を発症し、女優業と母の介護を両立させようと奮闘する役だ。あいさつの冒頭でつみきは「福祉の勉強をしながらヘルパーもさせていただいてます。自分にぴったりのことが多くて、当たり前に私がやるしかないと思いました」とファンに訴えた。

 つみきいえば、出世作となった映画「櫻の園」(90年)のボーイッシュなショートカットのイメージが強いが、今作ではユキエの若い頃も演じ、長い髪のカツラをかぶり「聖子ちゃんカットにもしました」と明かした。

 今作は熊谷監督の商業映画デビュー作。自身の母がレビー小体型認知症を発症した経験を基に7日間で撮影した。

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