笑福亭和光と昔昔亭桃之助が真打ち昇進 鶴光の弟子と江戸っ子

落語芸術協会の真打ち昇進会見を行った昔昔亭桃之助(左)と笑福亭和光=東京・京王プラザホテル
落語芸術協会の真打ち昇進会見を行った昔昔亭桃之助(左)と笑福亭和光=東京・京王プラザホテル
落語芸術協会の真打ち発表会に登場した(下段左から)昔昔亭桃太郎、昔昔亭桃之助、笑福亭和光、笑福亭鶴光(上段左から)桂米助、三遊亭小遊三、桂文治=東京・京王プラザホテル
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  落語芸術協会は9日、平成29年度の新真打ちに笑福亭和光=しょうふくてい・わこう=(44)と昔昔亭桃之助=せきせきてい・もものすけ=(46)を昇進させると発表し、都内で会見した。

 和光はトラック運転手時代に師匠・笑福亭鶴光(69)のラジオを聴き、落語の道を志した。笑福亭里光(43)に続く、東京の2番目の弟子だ。関東の宇都宮で育ちながら、大阪弁の落語に挑んでいる。本人は「東京に出て(入門まで)10年。栃木なまりが抜けた状態で上方落語に入っていけた」と主張するが、師匠は「なまりがいい味になっている。これを武器に和光流の和光落語を目指してほしい」とズバリ。

 一方の桃之助は東京都江東区生まれの江戸っ子。「生まれも育ちも江東区。下町のきちんとした言葉を伝えたい」と好対照だった。

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