橋下氏VS中山議員 法廷バトル続く 反訴も争う構え

 前大阪市長の橋下徹弁護士らが、自民党大阪府連会長の中山泰秀衆院議員が大阪市との公式会議で述べた「覚せい剤」発言によって名誉を傷つけられたとして、1000万円の損害賠償を求めた訴訟の弁論準備(非公開)が8日、大阪地裁で行われた。

 本件を巡っては、昨年12月5日付けで中山氏が橋下氏のツイッター上での発言で社会的評価を傷つけられたなどとして反訴していた。

 この日、橋下氏の代理人弁護士は「反訴答弁書を提出しました」と述べ、反訴についても争う意向を示した。また、本訴に関しては橋下氏の陳述書を作成することも「検討しています」とした。その上で、以前として双方の主張が対立している状態と説明。本件に関する橋下氏のコメントについては、ツイッターで発信していること以上のものはないと話した。

 両者を巡っては、6月、中山議員が大阪市との公式会議の場で「前の市長の秘書だったかと思いますけど、報道で知ったが、覚せい剤で逮捕されたというのは本当ですか」などと発言。橋下氏らが名誉を傷つけられたとして、損害賠償1000万円を求める訴訟を同地裁に起こした。その後、中山議員は、橋下氏が6月の会議直後にツイッターに「中山泰秀アホボンが、また大失態をやらかした」「情報源は2チャンネルらしい」などと投稿したことを問題視し、社会的評価を低下させているなどとして、1000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて大阪地裁に提訴していた。

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